「弁」の書き方
筆順(書き順)をアニメーションでわかりやすく紹介、解説しています。
教科書体イメージ、文字分類(学習年度、常用/人名,JIS水準,漢検,画数,部首)、筆順(書き順)アニメーション、音訓(読み)、ポイント(解説、熟語、参考情報)、筆書系デザイン書体、四字熟語
他の書体など
音訓(読み)
ベン かんむり[常用外] 弁ける(わける) わ(ける)[常用外] 弁つ(わかつ) わか(つ)[常用外] 弁える(わきまえる) わきま(える)[常用外] べん[常用外]
ポイントなど
「ム」の下の「廾」は、横線から書きます。
「花弁(カベン)」、「勘弁(カンベン)」、「答弁(トウベン)」、「弁償(ベンショウ)」、「弁舌(ベンゼツ)」、「雄弁(ユウベン)」、「弁護(ベンゴ)」、「弁済(ベンサイ)」
【参考】常用漢字では、「辨」「瓣」「辯」の共通の略字(新字体)として「弁」が用いられます。
日本では俗に、「辧(処理する意味)」、「辮(辮髪の意味)」の二字にも「弁」を当てることがあります。
もとの意味(かんむり)の「弁」は、表外漢字で、「弁髦(ベンボウ)」などの「弁」がこれに当たります。
書体による違い
書体による字形の違いを以下に示します。
左から、ゴシック体、明朝体、教科書体、楷書体、行書体、草書体の一般的な字形です。
筆書系デザイン書体
アニメ「鬼滅の刃」、実写版映画「銀魂」などで採用されている書体(フォント)をご紹介します。
四字熟語
- 阿諛弁佞 (あゆべんねい)
- 懸河之弁 (けんがのべん)
- 高談雄弁 (こうだんゆうべん)
- 狡知佞弁 (こうちねいべん)
- 才弁縦横 (さいべんじゅうおう)
- 資弁捷疾 (しべんしょうしつ)
- 嗇夫口弁 (しょくふこうべん)
- 饒舌多弁 (じょうぜつたべん)
- 世智弁聡 (せちべんそう)
- 蘇張之弁 (そちょうのべん)
- 大弁若訥 (たいべんじゃくとつ)
- 多才能弁 (たさいのうべん)
- 知勇弁力 (ちゆうべんりょく)
- 剃頭弁髪 (ていとうべんぱつ)
- 米塩博弁 (べいえんはくべん)
- 弁才無竭 (べんざいむけつ)
- 弁才無礙 (べんざいむげ)
- 弁才無尽 (べんざいむじん)
- 老馬弁道 (ろうばべんどう)
2021年4月9日更新 7539文字収録
日本漢字能力検定を受験される方へ
「採点基準」をご参照ください。
日本漢字検定協会の参考書
漢字は、筆画(点・横棒・縦棒など)を組み合わせて造られています。この筆画を組み合わせていく順序が「筆順(書き順)」です。
ここでは、日本において一般に通用している「筆順(書き順)」をアニメーションを使って紹介しています。
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