「絆」の書き方
筆順(書き順)をアニメーションでわかりやすく紹介、解説しています。
教科書体イメージ、文字分類(学習年度、常用/人名,JIS水準,漢検,画数,部首)、筆順(書き順)アニメーション、音訓(読み)、ポイント(解説、熟語、参考情報)、筆書系デザイン書体、四字熟語
他の書体など
音訓(読み)
ハン バン きずな ほだし 絆れる(ほだされる) ほださ(れる)
ポイントなど
いとへんに、「
」(「半」の旧字体)(「八」「二」「丨」)です。
「絆創膏(バンソウコウ)」
「絆」は、2011年の「今年の漢字」に選ばれました。
字体について:当用漢字表(1946年(昭和21年))、
当用漢字字体表(1949年(昭和24年))は、「異体の統合,略体の採用,点画の整理などをはかるとともに,筆写の習慣,学習の難易をも考慮した。なお,印刷字体と筆写字体とをできるだけ一致させることをたてまえ」として制定されました。
「半」の1,2画目は、印刷字体(明朝体)では「
」(「ハ」の字体)、筆写字体(手書き)では「ソ」であったものが、当用漢字表の制定によって、「半」は「ソ」のものが新字体となりました。
当用漢字表に選定されなかった漢字(表外)の字体については考慮されなかったため、印刷字体は「
(「ハ」の字体)」となっています。
(常用漢字表へ追加される場合、それまでの通用字体は旧字体として、人名用漢字に追加されています)
草書の字形を下に示します。一般的な筆写で用いられる楷書とは筆順(書き順)が異なることが分かります。
補足:書体による「いとへん」の違いについて
書体による違い
書体による字形の違いを以下に示します。
左から、ゴシック体、明朝体、教科書体、楷書体、行書体、草書体の一般的な字形です。
筆書系デザイン書体
アニメ「鬼滅の刃」、実写版映画「銀魂」などで採用されている書体(フォント)をご紹介します。
四字熟語
- 手甲脚絆 (てっこうきゃはん)
- 不羈不絆 (ふきふはん)
- 不屈不絆 (ふくつふはん)
2021年4月9日更新 7539文字収録
日本漢字能力検定を受験される方へ
「採点基準」をご参照ください。
日本漢字検定協会の参考書
漢字は、筆画(点・横棒・縦棒など)を組み合わせて造られています。この筆画を組み合わせていく順序が「筆順(書き順)」です。
ここでは、日本において一般に通用している「筆順(書き順)」をアニメーションを使って紹介しています。
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