「上」の書き方
日本で一般的に用いられている「書き順(筆順)」「書き方」の紹介・解説です。
筆順(書き順)アニメーション・教科書体イメージ・文字分類
音訓(読み)
ジョウ ショウ うえ うわ かみ 上げる(あげる) あ(げる) 上がる(あがる) あ(がる) 上る(のぼる) のぼ(る) 上せる(のぼせる) のぼ(せる) 上す(のぼす) のぼ(す) ほとり[常用外] 上る(たてまつる) たてまつ(る)[常用外]
ポイントなど
縦、短い横、長い横の順に書きます。
「筆順指導の手びき」で示されているの筆順(書き順)です。
※楷書では一般的に横線から書きます。
(参考)「├」の形を構成要素とする漢字には、「|」「-」の筆順(書き順)のみである「止」「正」「足」「走」「武」などと、「-」「|」の筆順(書き順)も使われている「上」「点」「店」などがあり、1958年(昭和33年)に文部省が作成した「筆順指導の手びき」では、これを「文字の同一の構成部分は、一定の順序によって書かれるように整理されていることが、学習指導上効果的であり、能率的でもある。」として、「|」「-」の筆順(書き順)に合わせ、指導されるようになりました。
(注)として、「行書になると「-」「|」の方が多く用いられる」とあります。
「以上(イジョウ)」、「炎上(エンジョウ)」、「屋上(オクジョウ)」、「机上(キジョウ)」、「逆上(ギャクジョウ)」、「極上(ゴクジョウ)」、「献上(ケンジョウ)」、「言上(ゴンジョウ)」、「向上(コウジョウ)」、「今上(キンジョウ)」、「姉上(あねうえ)」、「上映(ジョウエイ)」、「上下(ジョウゲ)」、「上級(ジョウキュウ)」、「上京(ジョウキョウ)」、「上空(ジョウクウ)」、「上弦(ジョウゲン)」、「上司(ジョウシ)」、「上手(じょうず)」、「上旬(ジョウジュン)」、「上昇(ジョウショウ)」、「上人(ショウニン)」、「上着(うわぎ)」、「上棟(ジョウトウ)」、「上背(うわぜい)」、「上品(ジョウヒン)」、「身上(シンショウ)」、「身上(シンジョウ)」、「席上(セキジョウ)」、「川上(かわかみ)」、「遡上(ソジョウ)」、「壇上(ダンジョウ)」、「地上(チジョウ)」、「頂上(チョウジョウ)」、「呈上(テイジョウ)」、「途上(トジョウ)」、「頭上(ズジョウ)」、「売上高(うりあげだか)」、「風上(かざかみ)」、「路上(ロジョウ)」、「下剋上(ゲコクジョウ)」、「敬上(ケイジョウ)」、「計上(ケイジョウ)」、「股上(またがみ)」、「口上(コウジョウ)」、「上達(ジョウタツ)」、「汚名返上(オメイヘンジョウ)」
書体による違い
書体による字形の違いを以下に示します。左から、ゴシック体、明朝体、教科書体、楷書体、行書体、草書体の一般的な字形です。
筆書系デザイン書体
アニメ「鬼滅の刃」、実写版映画「銀魂」などで採用されている書体(フォント)をご紹介します。
四字熟語
一上一下 (いちじょういちげ)
一筆啓上 (いっぴつけいじょう)
燕巣幕上 (えんそうばくじょう)
屋上架屋 (おくじょうかおく)
汚名返上 (おめいへんじょう)
薤上之露 (かいじょうのつゆ)
夏下冬上 (かかとうじょう)
下学上達 (かがくじょうたつ)
蝸牛角上 (かぎゅうかくじょう)
火上澆油 (かじょうぎょうゆ)
火上注油 (かじょうちゅうゆ)
下陵上替 (かりょうじょうたい)
机上空論 (きじょうのくうろん)
机上之論 (きじょうのろん)
貴賤上下 (きせんしょうか)
貴賤上下 (きせんじょうげ)
錦上添花 (きんじょうてんか)
向上機縁 (こうじょうのきえん)
濠梁之上 (ごうりょうのうえ)
最上無二 (さいじょうむに)
作文三上 (さくぶんさんじょう)
砂上楼閣 (さじょうのろうかく)
三多三上 (さんたさんじょう)
至高至上 (しこうしじょう)
至高無上 (しこうむじょう)
至上一往 (しじょういちおう)
紙上談兵 (しじょうだんぺい)
紙上空論 (しじょうのくうろん)
上下一心 (しょうかいっしん)
上下貴賤 (しょうかきせん)
上下天光 (しょうかてんこう)
承上起下 (しょうじょうきか)
牀上施牀 (しょうじょうししょう)
掌上之珠 (しょうじょうのたま)
掌上明珠 (しょうじょうのめいしゅ)
事上磨錬 (じじょうまれん)
事上錬磨 (じじょうれんま)
樹下石上 (じゅかせきじょう)
樹下石上 (じゅげせきじょう)
純一無上 (じゅんいつむじょう)
上医医国 (じょういいこく)
上意下達 (じょういかたつ)
上援下推 (じょうえんかすい)
上求菩提 (じょうぐぼだい)
上行下効 (じょうこうかこう)
上行下従 (じょうこうかじゅう)
上昇気流 (じょうしょうきりゅう)
上命下達 (じょうめいかたつ)
上漏下湿 (じょうろうかしゅう)
上漏旁風 (じょうろうぼうふう)
石上樹下 (せきじょうじゅげ)
雪上加霜 (せつじょうかそう)
川上之嘆 (せんじょうのたん)
川上之歎 (せんじょうのたん)
桑間濮上 (そうかんぼくじょう)
俎上之鯉 (そじょうのこい)
俎上之肉 (そじょうのにく)
卓上演説 (たくじょうえんぜつ)
諂上欺下 (てんじょうぎか)
天上皇帝 (てんじょうこうてい)
諂上傲下 (てんじょうごうか)
天上五衰 (てんじょうごすい)
天上人間 (てんじょうじんかん)
諂上抑下 (てんじょうよくか)
頭上安頭 (とうじょうあんとう)
頭髪上指 (とうはつじょうし)
怒髪上指 (どはつじょうし)
盗人上戸 (ぬすびとじょうご)
法誉無上 (ほうよむじょう)
濮上之音 (ぼくじょうのおん)
無上趣味 (むじょうしゅみ)
無上正覚 (むじょうしょうがく)
無上菩提 (むじょうぼだい)
梁上君子 (りょうじょうのくんし)
筆画と筆順
漢字は、
筆画(点・横棒・縦棒など)を組み合わせて造られています。この筆画を組み合わせていく順序が「筆順」です。(分かりやすく「書き順」と呼ばれることもあります)
このホームページでは、日本において一般に通用している「筆順(書き順)」をアニメーションを使って紹介しています。
日本漢字能力検定を受験される方へ
日本漢字能力検定を受験される方は、「
採点基準」をご参照ください。
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